不適合者が語るケンモメシの魅力(ほいよ、これがアチアチ○○ね)

「ほいよ、これがアチアチ鍋焼きうどんね」

1: 以下、ニュー速クオリティでお送りします 2018/02/10(土) 12:12:30.03 ID:ID:gnVjOo0H0.net 155 番組の途中ですがサイトへのは禁止です (ワッチョイWW 4fc6-Dk1L) 2018/01/25(木) 18:35:27.24 ID:C3JvrqfC0 ほいよ これ、...
こんな感じで、見栄えのあまりよくない自炊メシをアップするのが一部で流行っている。
5ちゃんねるの嫌儲板の書き込みが発祥なので、ケンモメシと呼ばれる。
転載禁止の嫌儲板の書き込みを転載可の板(なんJやVIP)にコピペした上でまとめサイトに転載するというNG行為なのだが、コンテンツとして非常に面白いので、この手のタイトルがアンテナサイトに出てくるとつい見てしまう。
 

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ケンモメシの哲学

私はケンモメシの根底にある哲学は「メシに金を使うやつはバカ」ということだと考えている。
店で高い金を払うくらいなら、家で安いメシを食って腹を膨らませた方が良い。
この哲学が「アチアチ鍋焼きうどん」「うんめぇカルボナーラ」といった、量とコストに優れるが見栄えが致命的に悪いメニューを生み出す。
(もっとも、アチアチ鍋焼きうどんはTwitterからの無断転載だったらしい)
もっと上級者になると、そこらへんに生えてる草や捕まえた鳥も食べちゃう。
1: 名無しさん@おーぷん 2018/04/05(木)01:22:00 ID:Lpe 1(中) 具沢山・アチアチ・焼きうどん2(二) そこら辺で捕まえた鳥の丸焼き3(右) もやしの卵とじ丼4(一) 丸亀丼(無料)5(三) うんめぇカルボナーラ6(遊) オレオ入りチーズケーキ7(左) ポテトとステーキ400円8(捕) ...
 
さすがにそのへんの草や鳥は食べられないが、私はこの哲学にはおおむね同意する。
同じ栄養素であれば、なるべく安く調達して摂取した方が良いと常々考えている。
炭水化物はふるさと納税のお米、タンパク質は業務スーパーの鶏肉や豆腐や納豆、ビタミンとミネラルはネイチャーメイド。
あとは適当な野菜で食物繊維を取れば栄養バランスは問題ないと思うのだ。
「店で高い金を払うことはないんだよ」
 

疑問を検討する

外食が好きな人やメシにこだわりがある人からは、こういった姿勢に対して疑問が寄せられる。
「自炊するのが面倒」
「自炊する時間がもったいない」
「少しぐらいお金がかかっても美味しいものを食べたい」
「お金を使うのがなんでそんなに嫌なのかわからない」
 
ひとつずつ検討していきたい。
「自炊するのが面倒」「自炊する時間がもったいない」
個人差がそれなりに大きい視点だが、私が思うに、これは「料理をするのが好きか」で差が出てくる点だと思う。
料理をするのが好きな人は、簡単なメニューならばラジオや音楽をかけながら20分くらいで作ってしまう。
見てくれにこだわらないケンモメシならば、もっと時間とワーキングメモリを節約しながら作れるはずだ。
それほど面倒にも思わないし、手間のかかるものを作らなければ時間もたいしてかからないのだ。
 
また、外食に対する面倒臭さにも個人差があると思っていて、私は「店を選んで、注文して、食べて、会計して出てくる」という一連の流れもそれなりに「面倒」に感じてしまう。
最近「勝間式 食事ハック」という本を出した勝間和代さんも「自分で作るより外食する方が面倒だ」という旨のことをブログに書いていた。
(もっとも、勝間さんは「ホットクックのような便利なツールを活用して効率的にうまい飯を作ろう」というスタンスなので、本稿の視点とは異なる。)

 
 
「少しぐらいお金がかかっても美味しいものを食べたい」
これは、美味しいものを食べた時の満足度の感じ方の差異に帰着する問題だと考えている。
35年の人生で分かったのだが、私はどうやら、美味しいものを食べた時の喜びがあまり大きくないらしい。
「自分で適当に作った麻婆豆腐と高級な中華料理の違い」が値段ほどには感じられないのだ。
一緒に食べた人が感動しているような料理についても「そんなに大げさに喜ぶほどのものか?」と感じてしまう。
舌が肥えていないのか、脳の報酬系の感じ方が弱いのか。
理由は良くわからないが、無駄な出費を嫌う自分としては変に舌が肥えてなく良かったとも思う。
 
そのせいか、高くて美味い店に対しては「お金がもったいない」と考えてしまうし、安くて美味い店については行列や店の狭さの方が気になってしまう。
他の細かい物事を凌駕するほどには美食の喜びを感じられない。
「お金は使わないと意味が無い」という主張はもっともなのだが、自分も含めて、食事が「意味のあるお金の使いみち」にならない人も多少はいるのだと思う。
 
「お金を使うのがなんでそんなに嫌なのかわからない」
これは「自分がお金を得るためにしている活動が苦痛かどうか」で変わってくると思う。
賃労働でも、自営でも、生活保護でも良いが、自分が金銭を得るためにしている活動が嫌じゃなければ、お金を使うのが苦にはならない。
 
反対に、お金を得るための活動を苦痛に感じると、人生は苦行になる。
「労働(苦痛)≒お金」であるにも関わらず、お金が無ければ生きていけない。
人生はキャッシュアウトを生み続ける負債であり、それが続く限り自分に苦行を強いる。
人生で発生するキャッシュアウトを少なくする(人生の調達コストを下げる)ことは、苦痛に耐えながら金を得ている人間にとっては理に適った対処法だろう。
 
多くの人にとって、使ったお金は決して返って来ない。
100万円使ってそれをコンテンツにしてお金を稼ぐようなルートを持っている人は別だが、そういうルートが無ければ、失われてそれっきりだ。
今日の昼飯に使った千円は永久に失われたままだし、たわむれに募金した1万円は永久にあなたの手元から離れていく。
それに満足できる人はそうすれば良い。
だが、嫌な嫌な労働の対価としてお金を得ている人間が、金を使うのがたまらなく苦痛だと考えるのは、道理に合った話だと思うのだ。
 

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総括

総括すると、
メシに妙なこだわりを持たず、安くて簡単なメシで満足できれば、それだけ人生という負債から開放される
というのがケンモメシの魅力ということになる。
 
そんなわけで私は今日も自分で安くてそこそこ美味しい飯を作る。
”ほいよ、アチアチ”を繰り返すのだ。
 
最後に、私が作った簡単でうんめぇ自炊メシを紹介します。
 
ヒエヒエぶっかけそうめん
牛肉のしぐれ煮と小松菜を載せたぶっかけそうめん。
 
白和え
豆腐と小松菜だけ。味付けはめんつゆとほんだしで適当にすれば良い。
大豆は、糖質、たんぱく質、脂肪のバランスが良く、それだけ食べていれば問題ないという無敵感があって大好き。
また、小松菜はほうれん草と比べてえぐ味(シュウ酸)が無いので茹でずにレンチンでおひたしに出来るので取り回しが良い。
 
アチアチ麻婆豆腐
豆板醤、甜麺醤、酒、中華だし、花椒を使えばそれっぽくなる。ネギは無ければ入れなくてもいい。
花椒以外の調味料は応用が効くし、トータルで見たコストもクックドゥのような調合済み調味料より安いと思う。

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